終活という習慣の広がりに合わせ、生前整理という言葉を耳にする機会も増えてきました。ですが「具体的にはどのようなことを行うのか、あまりイメージができない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このページでは、生前整理についてご紹介しましょう。
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もくじ
1、生前整理とは?
2、なぜ遺品整理をするのか?
3、一般的な生前整理
4、弊社の遺品整理
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1、生前整理とは?
「生前整理」とは、生きている間に自分の所有物を整理しておくことを指します。
亡くなられた後に残された家族や親族らが故人の所有物の整理を行うことを指す「遺品整理」に対して使われるようになった言葉であり、近年では終活の一環として行われるのが一般的だと言えるでしょう。
2、なぜ生前整理をするのか?
終活を行う上で、最初に生前整理をしたほうが良いと考える方も多いです。
そもそも終活というのは残されることになる大切な方々のために、そしてご自身のために行うものであります。終末期および死後に備えて、余裕を持って準備をするためには、まずご自身が置かれた状況を把握する必要があるでしょう。
生前整理では資産や生活用品を始め、所有物を整理していくことになります。
その過程で「残す物」「処分する物」を決めて整理していくことで、ご自身が何を持っているのかという状況を把握できます。
この際、残すと決めた物の置き場所を分かりやすくしたり、エンディングノートなどにまとめて置き場所を記載したりしておくことで、「あれ? ○○はどこへ置いたかな?」「確かこの辺りにあったはずなのだけれど……」といった事態を減らすことができるでしょう。また整理の過程で、忘れていた大切な物に再び出会えるかもしれません。
少しずつ整理を進めることで、きっと今後の暮らしに良い影響があるはずです。
そして生前にしっかりと物の場所を明確にしておくことで、死後に残された方々が行う遺品整理や相続関連の手間を減らすことができるでしょう。
3、一般的な生前整理
近年の終活ブームや、配偶者に先立たれたなどのご事情から、生前整理を検討する人が増えてきました。
生前整理というと断捨離の言葉が独り歩きしたせいか、とにかく物を捨てればいい、部屋や押し入れの中身をすっきりさせるのがいいと考えがちです。
ですが、ただ物を減らして処分すればいいのではなく、老後の生活のことを考えた家財の整理が必要です。
もちろんそれぞれ所有している物も異なるため、その方により適切な方法は異なりますが、ここでは一般的な生前整理でよく行われる事をご紹介します。
・要/不要の仕分け
所有物を残すかどうかを仕分けていきます。
一度に進めずとも「今日は本を整理しよう」などと決め、少しずつ行ってもよいでしょう。
・不用品の処分
処分すると決めた品を処分します。
廃棄する以外にも、再利用に出すという選択肢もございます。
・残すと決めた品の置き場所決めやリストアップ
残す物をどこに仕舞うかを決定し、その置き場所をリストにします。
これにより今後、物を探す手間も省けるはずです。
この他にも、以下などが行われることが多いのではないでしょうか。
・貴重品の所在確認
・不動産をはじめとする資産の整理
・預貯金口座の整理
・財産目録の作成
4、弊社の生前整理
弊社では、生前整理を希望するご本人様はもちろん、今後のご家族様のことまで考えて作業しております。
近年の終活ブームや、配偶者に先立たれたなどのご事情から、生前整理を検討する人が増えてきました。
生前整理というと断捨離の言葉が独り歩きしたせいか、とにかく物を捨てればいい、部屋や押し入れの中身をすっきりさせるのがいいと考えがちです。
ですが、ただ物を減らして処分すればいいのではなく、老後の生活のことを考えた家財の整理が必要です。
オガハンの経験豊富なスタッフが、これからの生活を考えながら「必要なもの」「そうでないもの」の分け方をご提案いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。