宮城県の北東部に位置する石巻市は2011年3月11日の東日本大震災の被災地として全国的にも有名になりました。
世界三大漁場と数えられるほど漁場が盛んな地域で、魚種も多く特にかつお、さば、牡蠣などが有名。
県北地域で唯一の大学、石巻専修大学があり、オガハンでも引っ越しに伴う学生さんからの依頼も多く頂いております。
平成17年4月1日には旧石巻市、雄勝町、河北町、河南町、桃生町、北上町、牡鹿町の
1市6町が合併し、今の石巻市のかたちとなりました。
1985年頃には18万5000人ほどの人口でしたが2020年10月時点で14万1000人と年々人口は減少傾向にあると言えます。
県内2位の人口を誇る石巻市ですが、人口のほとんどが旧石巻市の蛇田、大街道、中里、広渕、築山、門脇、渡波などに集中しています。逆に人口は少ないですが雄勝、牡鹿半島、北上などは高齢化が進んでおり65歳以上の割合が非常に高く、高齢者の1人暮らしや遺品整理を悩まれている方が多い地域になります。
遺品整理や不用品を処分するうえで必ず出てくるのはいわゆる粗大ゴミと言われるタンスやサイドボード、布団、カーペットなどがあげられます。
石巻市のクリーンセンターは予約制で自分で搬入する場合は平日のみ営業しており、早くても2週間から1か月ほど待たされるのが現実です。
また、石巻市のクリーンセンターでは家電リサイクル品対象の冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビや消火器、金庫、スプリング入りマッドレス(分解しなくてはならない)、100kgを超えるもの、その他マニアックなもの、事業所で出たゴミ等に関しては処分できません。
また下記のような細かな受け入れ条件もあり、引っ越しや遺品整理等で他のやるべきことが多い時期に自分でクリーンセンターに搬入するにはかなりハードルが高い市町村の一つかもしれません。
実際に自分で搬入してみたけどクリーンセンターの職員に分別がなってないから受け入れできない、不燃物が混ざっておりごちゃごちゃだから駄目だなど言われ結局搬入できないと言った例も多数お客様から話をお聞きしております。
受け入れ条件
・1辺50センチ以上のごみは事前予約制(2~3週間前) |
・金具、ガラス類は分解しないと受け入れ不可 |
・一辺の長さ250cm以内 |
・家具は2t車1台分まで |
・複数回予約は不可 |
・スプリングが入っているマッドレスは要分解 |
●いろいろなところに電話しなくて済む。
●分別や分解、破砕、切断など知識や専門工具を必要なものがある場合
●引っ越しまで時間がないが片付いていない
●手伝いを頼む人がいない、もしくは頼みたくない
●どうやって捨てればいいのか分からない。
●大きな不用品を運ぶ車がない
●力がある人間がいない
●とにかく安く抑えたい
●片付けるのが好きで時間がかかってもいい
●トラックなどの車両が手配可能
場所:石巻市羽黒町
料金目安:40~50万
間取り:4K+倉庫+外のもの
石巻市にて遺品整理を行わせていただきました。
初めに連絡を頂戴した時は、ゴミ屋敷のようになっているということ、ゴダゴダしているとのことでお話頂きました。
実際に見積に伺うと、歩くのがやっとというような状態で、多少自分たちで箱には詰めてみたんだけど、、、、、、ということでした。
私たちプロの目からみても、自分たちで片付けるのは不可能の量だと感じました。
今回は涌谷町に御住みの方でしたので鍵をお預かりして作業させていただきました。
部屋数や面積からすると小さい家でしたが、同じ間取りの一軒家の家と比較すると、2倍以上の不用品の量を片付けました。