実際に依頼した遺品整理の内容
性別:63歳男性
依頼した業者はどんな業者か:遺品整理業者
間取り:居間、台所、客室が一階、2階に部屋が2つ
費用:約12万円
亡くなった方との関係性:祖父
亡くなってから依頼するまでの期間:2か月後
遺品整理で実際にかかった期間:1日ちょっと
仏壇、人形などの供養:なし
遺品整理士という職業が存在するとは知りませんでした。そして最初は遺品を捨てることにお金を使うのはもったいないという考えでした。小さい小物とかならちょくちょく捨てて行けばいいと
思うのですが、人ひとりが忽然といなくなり、それだけの物がその人を取り囲んでいたかが
よくわかりました。ふと気づきますと、それなりに膨大な量となっていることがあるんですね。
特にこちらは古くて大きな家ですので、どう手をつけて良いのかわからなくなり、一瞬パニックになりました。自分の時間を割いて少しずつ片付けていくとなりますと、1年くらいはかかるんじゃないのかなと予測していました。ただ離れていた家族が
一緒に住みたいといっていた矢先で、部屋がすぐに必要でしたので、それならいっそのこと一気にすっきりとさせてみるのもよいのではと考えるようになりました。
そして費用について調べていたのですが、遺品整理業者には確率された相場は存在しないということで値段がかなりまちまちでした。そこでさらに調査を重ねて、一番お手頃で優しそうな業者さんに電話をかけてお願いをすることにしました。
多少費用はかかりますが、まずは絶対自分たちでは使うことがないタンスなどの大型家具からお願いしました。最初は売れそうなものがあるかも知れないと、家具買取業者にまでお問い合わせ手配をしてくださいました。そういうことも可能なのかと有難く思いました。ただその家具があまりにも古く、あまり価値がないと分かり、結果そのまま処分することになりました。
特に大きなものを運べるような車を所持していませんでしたし、しかもこの遺品整理の部屋は二階にあり、かなり力と体力のある人じゃないと無理だったと思います。これだけは自分たちでは絶対にできないことでしたので部屋の中から荷を外に出してトラックで運んでいただけたのは非常に助かりました。
最後に清掃ですが、時間も遅くなっていたことと、専門業者の方が値段が安定しているということももあり、こちらは専門の業者にお願いすることになりました。
全てを合計しますと、数時間くらいで12万ちょっとかかっていますが、
翌日にほかの家族が住める状態となりました。家賃も入れてもらえましたので
結果安く整理ができたことになります。人によって得する状況とそうでない状況が
あるかと思いますが、プラスマイナスでゼロくらいになるのでしたら、お願いした
方がさっぱりとするような気がします。
ただ本当に大事なものだけは、きちんと取っておいた方が良いですね。